マミマミーのUSツアー日記

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3月14日 マミーチーム朝9:00に集合して出発。なる、生まれて初めての飛行機。10時間位 乗って無事オースチンに到着。夜はみんなでロリータ18号のライブをSTUBB'Sというレストランに見に行く。肉がうまかったよー。SAM ADAM'Sというビールがうまかったよー。ライブが終わるとみんなはりきって物販係をしました。イエース、イエース、テンダラーズ。

<オードリー注> 
いきなり冒頭で登場する<なる>。もちろんワンダー3のベース、ヴォーカルのNARUちゃんです。 このUS tourでは仕事でツアーに行けないナツサマーのかわりのサポートメンバーだったのですが、 アメリカで大活躍! 帰国後、正式メンバーとなりました!みなさま宜しくおねがいします。
4/29の大阪ベイサイドジェニーにロリータの前にマミ−もでますが、その時がNARUの日本初お目見えです。


3月15日 今日は飛び入りでライブをすることになった。WATERLOO BREWING COMPANY という野外テントの会場にて。 人が集まるか心配だったけど、お陰さまで大盛況。CDやTシャツも飛ぶように売れてびっくりしました!わけのわからぬ ままインタビューもいくつか受けました。滑り出し好調。

<オードリー注> 
この日突然予定されていた日本のバンドDas Boot(わりと注目されているバンドらしいです。みなさん聞いたことありますか?)が突然キャンセルのなったのでマミーがピンチヒッターで出演することに!! この日は東京のバンドがあと3つ、Dessert Junkys, Mini Club, The Psychedelic Kinky Fellows が
出演。(失礼ながらどのバンドの日本では名前も(私は)聞いた事がありません最後のバンドは売りが俳優の浅野忠信のお兄さんがいるとかいないとか...)とにかく東京からのバンドが大挙して出演するので、この会場は横にあるビール工場がやっているパブにくっついている野外広場にテントをはって作った特設ステージでかるく300-400人は入りそうなのに超満員でした。夕方リハーサルもたっぷりとできて、まあ明後日のジャパンナイト本番の予行練習位 に考えての出演でしたが、自分達が動員した訳ではないたくさんの観客の前で、過去最長の40分以上の海外でのステージを堂々とやりました。前日しこんでおいた地元ネタのMCもけっこう受けて、演奏が進む内にお客さんも更に増え、会場が感動が沸き上がってくるのが肌で感じることができるマミー一世一代のいいライブでした。それにね、できたばかりの新曲をこのライブで2曲も聞かせてくれたことが、うれしかった!!見ず知らずのDas BootってバンドのおかげでマミーはUS ツアーのラッキーな初日を飾る事ができました。素晴らしいライブだったという証拠に、演奏の後半位 から、入り口附近に用意していたCDとT−シャツの即売コーナーに人が押し寄せ、私がビデオを撮っている間、ロリータのメンバーと事務所の社長のヒロシとうさんがその対応にテンヤワンヤだったそうです。この日だけで日本から持っていった2週間分のCDとT−シャツの2/3が売れてしまいました。


3月16日 午前中はジャパンナイトのリハーサル。問題なし。その後みんなでスリフトショップでお買い物。あまりの安さに感動しました。夜はFASTBACKSのライブを見ました。プロレスラーのようなそのルックスに、驚きをかくせませんでした。その後はそれぞれ見たいバンドを見に行きました。雨が降ってきてびしょぬ れになってしまい、みんな風邪をひいてしまいました。

<オードリー注>
このFASTBACKSのライブなどを見てしまったことをマキマミーは実は大変後悔しているんですよ。というのも私は同じ時間に別 会場で、もとベルベットアンダーグラウンドのジョン・ケイルのうっとりするようなライブを見ているからです!!多分日本では絶対に見る事はできないでしょうし。あのテキサスの 田舎街オースティンに、70年代ニューヨークの憂鬱と退廃、そしてパリの洗練された香をジョン・ケイルは持込んでましたね。会場も大きなシャンデリアがある大学の薄暗い講堂で、座ってゆっくりと見れたのですが大人の雰囲気を満喫しました。トーキングヘッズのギターの人も見に来ていました。でもこの日は昼間から夕方まで私は一人でSXSWのコンベンションホールのジャパンナイトのブースで一人で17日のジャパンナイトのライブの宣伝とマミ−、ロリータのプロモーションを全世界から来ている人達むけて対応していて、5時半からのRay Price とHank Williams 3rd の世紀の競演を見逃していてそれはそれは後悔しています。一生悔やまれると思います。

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